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遺伝子検査は何のために、誰のために受けるのか いのちの輝きSP

アンジェリーナ・ジョリーさんが、遺伝子検査により乳がん、卵巣がんに高い確率で発病することが判明。

調べた遺伝子は「BRCA1」。この遺伝子が傷つくと、乳がんと卵巣癌の発生が高くなるといわれ、医者からは「乳がんになる可能性の確率が87%」と告げられたそうです。

彼女の母親、叔母さんも同じ病気を、同じ年齢で発病し命を落としたそうです。

アンジェリーナ・ジョリーさんが選んだ結論は、両乳房の乳腺切除でした。

今、遺伝子を調べることで、未知の病気を知ることができるようになりました。

遺伝子検査

遺伝子検査を受け、生活習慣を見直すことにより、発病リスクを抑えることもできると言われています。

しかし、結果を知ることは、同時に未知の世界であった未来を知ることであり、今後の将来設計に大きな影響を与えることになります。

遺伝子検査を受け、未来を知るべきか。ありのまま受け入れるべきか、二人の女性の葛藤と決断に迫ります。

女性の葛藤

人間の身体には60兆個の細胞があります。

古くなった細胞は日々生まれ変わりますが、そのとき生命の設計図である遺伝子もコピーされます。

ガンは、その時の遺伝子のコピーミスから起こります。通常なら、コピーミスは修復されるのですが、修復されないとガン細胞は増殖してしまい、やがて血液やリンパ液にのって全身に拡がってしまいます。

がんそのものは、遺伝することがないのですが、ガンのなりやすさを決める遺伝子の異常は遺伝することがあります。

アンジェリーナ・ジョリーさんの場合も遺伝子検査をして発症可能性が87%という結果に、健康な両乳房を切除しました。

アンジェリーナ・ジョリー

遺伝子検査をする時は、正しい理解と覚悟が求められます。また、遺伝カウンセリングをしっかり受けることが必要だそうです。

園田マイコさん45歳

モデルとして活躍する園田マイコさん45歳。175cmの長身と美貌で女性誌のモデルとして活躍してます。

園田マイコさん

キャリアは26年。6年前、乳がんを発症しました。19歳の息子をシングルマザーとして育ててきました。

マイコさんと息子

乳がんの治療は今も続いています。一時は抗癌剤の治療で、髪もすべて抜けました。

抜け毛

左胸にしこりを感じたのが2008年でした。検査結果は乳がん、悪性でした。それを聞いた日の事は、何も覚えていないそうです。

その時、息子さんは中学2年生でした。ガンを打ち明けたとき、息子はだまって抱きしめてくれたそうです。

それに支えられて、左の乳房の手術を行いました。医師からは左の全摘を進められましたが、モデルという職業から、温存療法を選択しました。

ステージは高くなかったのですが、あまり性質のよくないガンのため抗がん剤、放射線、ホルモンのフルコースによる治療が始まりました。

治療で髪の毛が抜けてしまって、自信をなくした時も息子が励ましてくれました。

実は、マイコさんのお母さんも乳がんで亡くなったそうです。

マイコさんのお母さん

一度だけお母さんと乳がんについて話したことがあるそうです。「やっぱり遺伝かな・・」お母さんは、申し訳なさそうだったそうです。

仮に遺伝性のガンだとわかったら、自分だけの問題ではなくなります。遺伝子を調べれば、それはハッキリします。

今心配なのは、一人息子が結婚して女の子が産まれたとき自分の遺伝子が、その子に乳がんに遺伝しないかだといいます。

医学の進歩についていくのは大変難しくて、選択する力を自分が持てればいいのかな・・と思うそうです。

ともこさん31歳

ともこさんは現在31歳、4歳の一人息子がいます。2年前に乳がんを発症し、左胸を全摘しました。

ともこさん

実は、ともこさんの母、ふみこさんも38歳の時乳がんで亡くなりました。

その時、ともこさんは3歳。母は将来のためにいっぱい手紙を書いて残してくれてました。

母の手紙

ともこさんには、ほとんど母の記憶はありません。でも、自分に乳がんを告げられたとき、母の命を感じたそうです。

医師からは遺伝子検査を進められ、検査をしたところ陽性の判断でした。乳がんは遺伝性でした。

遺伝子検査結果

それは、自分の乳がんの再発と、息子に遺伝子を継いでしまうこと意味します。

ともこさんは、一人息子こうちゃんの兄弟をつくり、残った右の母乳で育てたいという夢があります。

発病リスクは4割~6割と低くはありません。

でも、子供を産んで、絶対に治すぞという気持ちがあるので、もう一人赤ちゃんが欲しい、そして母乳で赤ちゃんを育てたい。

ともこさんは、リスクを覚悟した上で、右胸を残すことを決めました。

未来計画

現在の左胸の乳がんの治療が終るのが2018年。

その夢を実現するため、ともこさんは壁に未来予想図を書いて頑張っていくそうです。

ガンの検査方法も、治療方法もどんどん進んでいます。私たちの次の世代には、がんは完治できる病気に、きっとなっていると思います。

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